大学生は免許を取るべきか。持ってないって実際どうなの？

2015/01/03 2016/09/18

大学生は免許を取るべきなのでしょうか？

「そんなの人による」「価値観は人それぞれ」
そう言ってしまえばそれまでですが、こんなことを言っていても何の解決にもなりませんね。

我々の生きる社会では異なった考え方をいかにすりあわせていくかが重要です。
この記事で大学生の免許取得に関して私なりのアドバイスが提案できればなと思います。

免許は取ったほうがいいのか

免許を取るべきか悩む際の本質的な問題は免許を持つかどうかではありません。
あるのとないのでは当然あったほうがいいのです。大は小を兼ねます。

本当に悩むポイントは「免許を持ったほうがいいのかどうか」でなくて「免許をとる過程を経るかどうか」ですね。

ネットで免許取得に関する悩みを調べてみると「就職に有利だから→取るべき」「行動範囲が広がるから→取るべき」「身分証明書になるから→取るべき」なんて一方的なメリットが語られていることが多いのですが、論点がずれているように感じます。
免許を取ればメリットがあるのは当たり前で、その過程に悩む要素があるわけですから。

免許を取る過程で悩みとなるものを挙げていきます。

免許取得の壁

周りのみんなはどうなの？

「若者の免許離れ」なんてよく聞くけど実際のところ周りのみんなは免許持ってるの？と気になる方も多いと思います。
自分が免許取得にあてるお金と時間で他の大学生はもっと有意義なことをしてるんじゃないか…なんて思うと不安ですよね。

内閣府では交通に関する様々なデータをまとめた交通安全白書という資料が公開されています。
最新の運転免許統計（2014年版）を見てみると

平成22年の全世代の取得率が73.7%、平成23年の全体の取得率が73.9%、平成24年の全体の取得率が74.2%…
ってこれ段々増えてますよね笑

ちょうど大学生の年齢となる20～24歳の人口ピラミッドを見てみても男性が82%、女性が73.2%も免許を取得していることが分かりました。

これって免許離れしていると言えるのでしょうか…
少なくとも現状では免許を取らない大学生のほうが少数派と言えそうです。

金銭的問題

自動車教習所に通うお金を払うのはほとんどの場合親になると思います。
25～30万円程度かかるのが相場です。
裕福な家庭でもなければポンと出せるような金額ではありませんね。

「親がお金を払ってくれるからどうでもいい」なんて考える学生も中にはいるようですが、ただでさえ馬鹿にならない学費で大学に通わせてもらっているのですから「免許を取りたいからお金をくれ」なんて図々しいこと普通は中々言い出せないと思います。

そもそも、親の資産って将来的に自分の手に渡ってくるものですから自分のバイト代で通うにしても、親に払ってもらうにしても長い目で見れば同じようなものです。
きちんと考えて行動するべきことですよね。

そこで提案するのが自動車教習所に通わないこと。
実は免許を取るときって必ずしも自動車教習所に通う必要はないんですよ。
俗にいう「一発合格」というもので、個人で学科の勉強や運転の練習をして、直接都道府県の免許センターの試験に合格すれば数千円の手数料だけで済んでしまうんです。

当然個人では運転の練習ができる場所を確保するのが難しいですし、試験は警察官が直接担当するので教習所の教官に比べて鬼厳しいです。
ただ、そういった環境を乗り越えられれば教習所に通わないのが一番経済的に賢いです！コスパ最強！！！！

・・・はい。
そんな環境整えられる人ってそうそういませんよね。
そもそも仮に合格できても自己流での運転習得は将来的な不安が残ります。

はい逮捕。

次の案として考えられるのが合宿免許です。

一般的に知られているように料金自体が安いですし、選択肢が全国の自動車教習所に広がるのでとにかく条件が絞り込みやすいというのが見落としがちなポイントだったりしますね。
つまり、通いの場合は居住地の近くにある教習所の中から条件を合わせるしかないのですが、全国的に視野を広げればもっと安い教習所が山ほど見つけられるのです。

さらに免許合宿ライブや合宿免許受付センターのような特典付きの合宿免許紹介サイトを使えば実質16,17万円台まで安くなってしまうような合宿免許もあって、普通に自動車教習所に申し込むのと比べて相当お得にすることができるんですよね。
合宿免許は食費も浮きますし、交通費も支給されるところが多いのでお得感があります。

宿泊する施設・ホテルもかなり綺麗なところが多いんですよね。