セブンイレブンで1年バイトをしてみた
今回はアルバイトの定番であるコンビニ、中でもセブンイレブンでの経験を紹介していきます。
私がセブンイレブンに応募したのは、時間的な問題が大きかったです。
夜勤の募集もあったので、空いた時間でバイトをして効率的に稼ごうと思っていました。
必要な知識などは無いので、高校生にも人気ですよね。
本記事はセブンイレブンバイト経験者に寄稿して頂いたものです。
採用までの流れ
応募
ウェブサイトや雑誌は参考にしてません。
セブンイレブン店頭に貼ってある求人募集を見て応募しました。
セブンイレブンの求人を扱っている所だと、アルバイトEXのようなサイトを使うのもアリですねー。
こういった求人サイトを利用すると採用時に数万円のお祝い金を貰うことができるので、2重に稼げるのも利点です。
面接
応募した店舗はフランチャイズでオーナー店だったので、そこで社員として働くチーフが面接官になりました。
普通の店舗だと、そこの店長と面接をすることになると思います。
まず志望動機や家からの距離など基本的な質問があり、
- 時間通りに終わらないこともあるが大丈夫か
- ほんとうに夜勤でやっていけるのか
- 夕方や昼間はダメなのか
といった、時間に関することも重点的に聞かれ、仕事内容も軽く説明されました。
結果は次の日までに連絡すると言われたのですが、連絡がなかったので自分から連絡をしたところ「まだ迷っている」と言われたので、説得して通してもらいました。
仕事内容について
研修時は仕事を教えてくれるチーフがついて三人で業務を行いました。
研修中は
- レジ打ち
- レジの両替
- レジ周辺のホットフードの管理
- 商品の前だし
- トイレ掃除
- ハガキや公共料金の支払い
など、結構色々なことを教えてもらいました。
研修は数日だけなので、完璧にレジをマスター出来るはずはありません。
通常業務を通して徐々に慣れていく形になります。
- 通常業務が始まると、
- 雑誌類の設置
- 商品の消費期限チェック・補充
- ゴミ箱の袋代え
といった業務が加わりました。
時間に余裕のある時は本棚を移動させて床掃除をしたりもしていましたね。
就業時間になるとレジ〆をして終了です。
仕事内容は時間帯によっても結構違いますね。
きつい、ブラックだった点
シフトに波がある
大学生の場合は、授業などの縛りがあるので比較的シフトに融通が効かせてもらえるのですが、主婦やフリーターの方にはこのしわ寄せがやってきます。
大学のテスト時期などが近づくと負担が大きく休みも取りづらくなり、扶養内での勤務も危うくなりそうでした
就活の時期なども、シフトに入れなくなる学生が一気に多くなったのでその時も負担が大きかったです。
そんな一方で、学生が自由な時期になると今度は自由にシフトに入るのが難しくなり、あまり稼げなくなってしまう月もありました。
ただ、これは学生の立場からすれば逆に「融通が効きやすい」というメリットになると思います。
裏の力仕事
私が働いていたセブンイレブンでは、レジなどを行う表の仕事と商品の搬入など行う裏の仕事に分かれていました。
最初に覚えるのは裏の仕事なのですが、搬入などの力仕事が多く結構疲れます。
しかし夜勤の仕事なので、体を動かしていなくても眠くなり、眠気と力仕事の板挟みの状態になります。
こういった眠気の中で裏の仕事をしているのはきつかったです。
帰りが朝方になるので、主婦の方などはその後子供たちの支度をして送り出さないといけないので、睡眠時間が4時間くらいしかとれないという方もいました。
表の仕事は発注作業や接客をするだけなので楽なイメージがありましたが、早朝のラッシュなどはとても忙しくなります。
もたもたしていると凄い行列が出来てしまってプレッシャーが半端なかったですし、レジ打ちでもこんなに大変なんだと驚きました。
セブンイレブンのバイトで良かった点
雑誌や漫画が読み放題
セブンイレブンのバイトに慣れてきたら、時間に余裕も出てきて本の設置やレイアウトを任されるようになりました。
この本の管理をする際は、返本作業をしながら雑誌や漫画を読むことができます。
深夜などはお客さんの入りも少ないので、どうしても暇になる時間ができるんですよね。
最新雑誌を無料で読めるし、私はもともとマンガなども好きだったので、この時間は本当に楽しかったです。
「どのマンガが売れてるか」なんてことはすぐ分かって、知らなかったマンガでも面白いものをいくつか見つけられました。
賞味期限が切れた食品がもらえる
本当はやってはいけないはずなので応募時などは特に説明されないと思いますが、セブンイレブンでバイトをしていると賞味期限切れの食品を貰うこともできます。
夜勤のときは廃棄が多く出るので、休憩時間の食事には全く不自由しませんでした。
バイトを始める前に想定していた以上に廃棄が出るので、いつも本当にもったいないと思っていましたね。
季節に合わせたメニューも多いので、食べ飽きることもありませんでした。
おでんなんかは、時間だけでなく形の崩れてきてるものは全て廃棄処分だったので、味のしみこんでる一番美味しい所を無料で食べていました。
早朝勤務の場合はお弁当やジュース類は無いのですが、ホットフード(焼き鳥棒、から揚げ棒など)で賞味期限の切れるものが多いです。
深夜用に用意して売れ残ったものが廃棄になることがよくありました。
バイト仲間との関係
研修期間を終えると、シフトは基本的に二人でこなしていくのですが、そこで生まれるのはやはり人間関係です。
一緒にバイトを頑張っていると、戦友意識みたいなものがすぐ生まれました。
同僚は20代前半の若い方が多かったのですが、年齢も関係無くみんな良く馴染めていましたね。
大学生もいればおじさんもいたり、大学生と同じ年齢で子育てをしている主婦もいたりと、多様な人と触れ合えて良い経験になったと思います。
普段触れ合うことが無いような人達からも、互いに良い影響を受けながら仕事ができました。
当時の夜勤の仲間達とは今でも飲みに行くような仲です笑
まとめ
セブンイレブンのアルバイトというと、「無愛想にレジだけしてればいいかな」なんて思っていましたが、大違いでした。
店員さんも、やる気がないわけじゃなく、眠気と戦っていて何気に重労働をしていることが良く分かりました。
お客さんが来なくて暇だと思っていた夜勤も、品出しの準備は大変でしたね。
コンビニのバイトは専門知識などは必要ないので、やる気と体力さえあれば充分です。
元気でよく働ける人なら誰でも喜ばれると思います。
多くの人と触れ合えてやりがいのある仕事なので、バイトに慣れていない方などにはオススメできますよ。