餃子の王将でバイトをしてみた体験談
2016/09/20
↓餃子の王将で2か月強アルバイトをしていた方の記事を頂いたので紹介します↓
バイトに餃子の王将を選んだ理由は、自宅から勤め先が近かかったことと、一人暮らしの身からすると出てくるまかないがありがたかったからです。
友人からまかないが豪華だと聞かされていて、給料も周りと比較したときに悪くないように感じました。
採用までの流れ
応募はアプリ版のタウンワークから行いました。
ネット経由でアルバイトサイトなどからも応募ができると思います。
面接
面接は非常に和気あいあいとした雰囲気で、働きやすそうな印象を与えてくれました。
バイトの面接を始めてすぐ、書類を渡して質問もしていない状況でいきなり「君、採用ね」と言われたので驚きました。
私が思うに、当時の王将は相当スタッフが不足していたのだと思います。
質問されたのは、
- なぜここで働こうと思ったか
- バイト経験はあるか
- 餃子の王将で食事したことはあるか
- どれくらいの頻度で餃子の王将に行くか
- 餃子の王将は好きか
- どこの大学に通っているのか
- 住まいはどこか
- どれくらいシフトに入れるか
- 交通手段は何か
といった普通のことですねー。
私は採用されるために自己PRを練習していったのですが、一瞬の採用で努力が無駄になった感があります…
仕事内容
スタッフにはキッチンとホールの2つで分けられています。
キッチンは麺料理に注文が入ったときに麺をゆで、スープを入れ、具材を盛り付ける作業を担当します。
その仕事がない時は食器洗いをします。
食器に乗った残飯を捨てて、軽くゆすいで食器洗い乾燥機に入れ、所定の位置に置くという流れです。
ホールは、お客さんが来たら水と箸を素早く出し、メニューを置いて一旦様子をうかがいます。
注文が入ったらすぐにそのテーブルに行って注文をメモして、通信機で大声で注文を通して料理が来たらお客さんに出し、お酒の注文が入ったらサーバーでお酒を入れる、といった仕事をします。
手の空いた時間は使用済みのジョッキを洗って待機していて、閉店後はゴミ出しや清掃を行っいました。
どちらも、関わらずお客さんが来た時には必ず大きな声で「いらっしゃいませ」、帰るときには「ありがとうございました」と言っていた。
つらかった、ブラックだった点
担当場所
バイトを始めて一週間もしないうちに、二階のホールを一人で担当することになりました。
二階にはお客さんがそこそこ入るので、一人で担当させられてかなりオーバーワークになっていました。
そのことを伝えても「下は下で忙しいねん」と言われ、相手にされず。
その時下には六人以上従業員がいて、伝票を落とすパイプから笑い声が時折聞こえてきていたにもかかわらず、そういう対応をされていました。
結果的に二階を一人で回させられるその待遇がいつまでも変わらなかったことが、私がこのバイトを辞めた一因になっています。
同僚スタッフの性格が悪かった
これは私が働いていた店舗に限る話かもしれませんが、周りのスタッフがかなり不親切でした。
私は面接した際に「キッチンで仕事をしたい、接客は苦手なのでホールにはしないでくれ」と伝えていて、店長もそれを快諾したにもかかわらず、初日からホールを担当させられてしまいました。
店長にそのことを言うと、最初のほうは「わかった、次からキッチンな」と言ってくれるのですが、数日したらすぐにホールに戻されました。さらに不服の意を伝えると「いやならやめてくれてかまへんぞ」と脅しまがいのことを言われました。
最初は温和に見えた店長にそんなことを言われたので余計にショックでした。
また、先輩従業員からの指導もほとんどなく、対応も理不尽でした。
初めての作業で少し作業にもたつけば「一回で覚えらないの?」と嫌味を言われたり、先輩従業員が携帯をいじっているときに「人が入った」と伝えると「忙しいから一人で対応しろ」と言われたり。
ミニストップの良かった点
まかない
餃子の王将ではまかないが出されます。
四時間勤務すると、大体五百円ほどの料理が一つ出てきます。
毎日同じレシピではないので飽きることはなく、作ってくれる前に言えば持ち帰りもできるので、その時の自分の体調に合わせたり、そのまかないを翌日の朝食に回したり、ある程度の自由を利かせることができました。
その時間帯の食事をせずに済むので給料分とプラスでその分のお金が浮くのでこれは嬉しかったですね。
先輩従業員からまかないの変わったアレンジなども教えてもらえました。
作業の理解
王将の中で飛び交っている専門用語が理解でき、中での作業順が理解できます。
それが理解できると、お店に行ったときに、前の人が何の注文をしたから何を注文すると早く出てくるかがわかるので、時間がない時に王将で食事をしたいときに便利ですね。
出てくるのが多少遅くても、その作業にかかる時間を把握しているのでいらいらすることが少なくなります。
注文を通した人のミスもわかるので、違うものがくることも減らすことができます。
人と話すときのネタにもなりますねー。
清掃は楽しいかも
閉店時の清掃作業は楽しいです。
調理場の下を水で流して清掃するのですが、ゴミや汚れが一気に流れていくのでスッキリします。
一日の終わりの方にその作業があるため、その日につかれたことや嫌なことがあってもその作業をすると心が洗われますね。
ゴミを外に捨てるのも一日の結果をすべて破棄するようで爽快だし、製氷機から氷を吐き出させる作業もすっきりします。
立て看板を中に入れる作業も、大して労力がかからない割にありがたがられるので得をした気分になります。
また、夜間作業は給料が割り増しになるので、楽しい作業を高給で出来てお得な気分になりました。
まとめ
餃子の王将でバイトを始める前は、閉店時の作業が面倒だというイメージがありましたが、実際は逆でしたね。
開店中の作業のほうが面倒で、閉店後は段取り通りやるだけで割と楽しい作業も多かったです。
餃子の王将の王将のバイトは、バイト慣れしていて心が強く、若干理不尽な状況でも耐えられる人が向いていると思います。
いきなり重要な作業を一人で任されることもあるので、ある程度慣れていないと対処しづらいですね。
また、職場がストレスフルで周囲からの風当たりが強いので、先輩従業員や店長からの指示が理不尽なことも多くあるので、メンタル面は大事かなと思います。
正直、どうしても王将で働きたい人以外はしなくていいバイトかなと思ってしまいます。