アルバイト戦士マン

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イオンで2年間バイトを続けた体験談

      2016/08/29

GAK88_misebanneko

今回は、私が2年間続けたイオンでのアルバイトについて紹介していこうと思います。

イオンを選んだ理由は、地元のお店で親近感もあったし、大手企業で研修や福利厚生がしっかりしているだろうと思ったから。

それと、事務職などの内勤よりもお客さんと直接関わる業務をして接客の経験を積みたいという思いもあって応募しました。

主婦が多いイメージがあったので人生の先輩から学べることが沢山あるだろうと考えたいうこと、同時に学生アルバイトも多数いるイメージだったため、同学年の友人ができるだろうという点から応募しました。

採用までの流れ

応募

求人は地元の求人誌で見つけて、そのまま電話で応募しました。

今はインターネットのアルバイトサイトを使って応募するのが一般的だと思います。

後日面接の場所と日程が連絡されます。

面接

面接はイオンの会議室で、当時の統括部長と1対1で行いました。

  • 志望動機
  • 過去のアルバイト経験
  • 何ヶ月ほど勤務が可能か

といった普通の質問をされます。

それと、私は食品売り場の求人に応募していたのですが、サービスカウンター(インフォメーション)に急遽退職者が出たため、そちらでの勤務が可能か聞かれました。

当時はとりあえず働きたかったので、どの部署でもオッケーだと伝えておきました。

仕事内容

結局、私は打診されたインフォメーションのアルバイトとして採用されました。

インフォメーションの仕事内容は、基本的にお客さんが来るのを待つことです。

決まった仕事をするバイトではなかったので、臨機応変が必要でしたね。

お客さんが来ると、具体的には

  • お客様からの問い合わせ対応
  • 贈答品の包装
  • 金券の販売
  • 店内での拾得物の管理
  • 遺失物の受付
  • 迷子対応や店内放送
  • 各売り場から依頼されるお客様対応
  • クレーム対応

といった仕事をしていきます。

また、決まった時間にインフォメーション内に設置されているレジ2台の点検作業を行っていました。

私は閉店までシフトにいることがほとんどだったので、閉店後にレジ清算作業をしていましたね。

つらかった、ブラックだった点

理不尽なお客さんはどうしてもいる

頭では「お客様第一」を理解していても、感情がついていかないことは日常茶飯事でした。

理不尽な要求やクレームをしてくるお客さんにも頭を下げ、最終的には要望通りの対応をしなければいけないことが本当に納得いきませんでしたね。

例えば、買った商品をお客さんが車に乗せる時に破損してしまったので新しい物と交換して欲しいなんて要望なんかがありました。

先輩の性格

これは店舗によるものだと思いますが、私と同じ売り場にいたお局の新人いびりが非常にひどく、何度も辞めたいと思いました。

その方は「新人=使えない」というイメージを強く持っていて、仕事も教えてくれず売り場内でも口をきいてくれません。

仕事が忙しい時はイライラして八つ当たりされることも頻繁にありました。

ただ、他の従業員の方は非常に優しくて色々な点で力になってくれたのが救いでした。

イオンのバイトは基本的に女社会で、どこの店にも1人くらいはこういう心に闇がいると思うのですが、仕事にはやりがいを感じていたので「嫌な思いをするためではなく、良い仕事をするために毎日来ているんだ」という意識で仕事に取り組んでいました。

社員さんのことを思うと胸が痛い

私たちアルバイトは働きやすい職場でしたが、社員さんの負荷はどれほどのものだったかと思うと胸が痛みます。

シフトは形だけのもので、実際には予定より早く出勤しなければ仕事が回らなかったり、クレームなどの対応のため遅くまで残って仕事をしていて、体を壊す社員さんもみえました。

休日出勤している社員さんも時々いましたね。もちろんタイムカードは押さないので全てサービスです。

本社側も人件費の問題があるため社員を増やさず、逆に残業禁止を指示してくるので矛盾を感じていました。

良かったこと

従業員割引

従業員割引制度が充実しているのは良かったですね。

アルバイトであっても、入社時に必ずイオンのクレジットカードを作成しなければいけないのですが、そのカードを使って買い物をすると商品ごとに決まった額の割引がかかります。

大手企業なので、勤務先の店舗以外でと使用できて、大きな買い物をする際には有難かったです。

時給自体はそれほど高くなくても、こっちの従業員割引制度でだいぶ得ができるので満足感がありました。

まかない

お昼の勤務だと、ご飯は社員食堂で食券を購入する形になるのですが、夜に勤務するアルバイトには無料でまかないが提供されていました。

食堂へ行くと事前に申請した人数分の食事が用意されているので、それを自由なタイミングで食べることができます。

飲食店ではないので美味しさもそれなりですが、ご飯やお味噌汁はおかわり自由で、学生にとっては食費も浮いてありがたかったです。

知識・教養が身につく

様々な知識が身に付いたので、イオンでのバイト経験はその先の人生でも価値のあるものだったとは思っています。

接客が主な業務ですので、敬語やクッション言葉が身に付くことはもちろん、私の場合はインフォメーションでの勤務で領収書の仕組みや、適切に熨斗(のし)を使う知識も身につけられたのが良かったですね。

私が経験してきたバイトの中では、一番知識が身に付いたバイトだと思います。

まとめ

イオンといえば年配の女性パートが多いので、バイトを始める前は正直「おばちゃんの職場」というイメージを持っていたのですが、実際に働いてみると意識の高いパートさんが多くて、人生の先輩として色々なことを学べました。

昼くらいまでしか勤務ができない主婦の方や、夕方以降からアルバイトできる学生などに向いているバイトだと思います。

イオンは営業時間が長いので、朝早くから入ればお昼くらいでバイトを切り上げられるし、逆に夕方以降にしか勤務をできない人も夜までそれなりの時間勤務することができます。

今回の記事でイオンのバイトに興味を持った方は是非チャレンジしてみてほしいです!

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