アルバイト戦士マン

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ユニクロでバイトをしてみた 評判はブラックだけど…

      2016/10/04

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私は、ユニクロで1年半アルバイトをしていた経験があります。

元々ユニクロの服が好きで、良く買い物をしていたんですよね。
ちょうど、いつも行っていた店舗がスタッフを募集していたので迷わず応募しました。

スタッフの接客はいつも感じが良かったので、大好きなユニクロで接客マナーを身に付けたいと考えていました。

今回は、私のユニクロでの実際の経験を通して、アルバイトの業務内容や「ブラックな点・ホワイトな点」などを語っていきたいと思います。

本記事はユニクロバイトの経験者に寄稿して頂いたものです。

採用までの流れ

応募

私は店舗に直接応募の連絡をしたのですが、アルバイトサイトで求人を探して応募することもできます。

ユニクロの求人を扱っているバイトサイトでは、アルバイトEXなどの利用がオススメです。

こういったサイトを通してバイトを始めると採用お祝い金が貰えるので、貰えるお金を貰わない手はないでしょう。

応募が完了すると、面接の日程が連絡されます。

面接

店長が面接をしてくれたのですが、最初は緊張をほぐすために世間話をしてくれました。

その後

  • 志望動機
  • どこに住んでいるか
  • どのような手段で通勤するのか
  • 通勤時にかかる費用
  • 接客経験の有無
  • 週に何日くらい入れるか
  • 希望の勤務時間

など一般的な質問をされ、「土日は特に忙しいが、出勤可能かどうか」といったことも聞かれました。

ここで「出勤できない」と言ったら多分落とされていたんでしょうね。

求人を出している店舗の場合、あちらも人員を欲しがっているので、受け答えがあまりに酷かったり出勤できる曜日が全部他の人と被ったりしなければ、基本的に採用されると思います。

仕事内容

ユニクロではバックルーム、レジ、売り場、フィッティングルームの4箇所での業務があります。

まず私は、バックルームで「商品の種類と服の畳み方」を徹底的に覚えることになりました。

服の名前、サイズ展開、色などを完璧に覚えるまでは表に立てません。

バックルームでの仕事に慣れてくると、他の仕事場も任されるようになりました。

混雑時はレジが最優先。
レジが空いてきたら売り場に移って「崩れた服の畳み直し、質問の受け答え、お客さんへの声掛け」などをします。

フィッティングルームの仕事は交代で入ることが多く、接客や裾上げをしていました。

つらかった・ブラックだった点

残業

ラストまで入っていると、残業がある日もありました。

シフト上は22時に閉店、22時半に退勤なのですが、忙しい時期は退勤時間を過ぎても業務が終わりません。

社員さんが残業をする傍ら、中々こちらだけ切り上げて帰れるような雰囲気でもないんですよね。

店長から「帰っていい」と言ってくれることもなく、当たり前のように残業をさせていました。

大学の勉強もしなければならなかったので、これは結構きつかったです。

土日は激務

ユニクロでバイトを始める前は、店舗はいつもまったりとした雰囲気で、バイトも楽だろうと思っていたのですが実際はかなり忙しかったです。

客の立場からは見えない仕事が多かったんですよね。

特に土日は激務で、シフトの時間中は常にフル稼働になります。

これは私の店舗に限る話かもしれませんが、土日に休むことを伝えると店長の態度があからさまに悪くなるんですよ。

それが嫌で、だんだん休みたいと言い出せなくなってしまいました。
こういったことが理由で辞めていくアルバイトスタッフも多かったです。

悪い言い方をすると、私の店舗の店長はハズレだったのかもしれません。

商品の陳列場所が違っていたり、崩れた服を畳み直さずにいたりするとすぐ怒られました。

良かった点

商品が30%オフ

アルバイトでも、社員割引があり30%オフでユニクロの服を買うことができます。

社員割引という名前からして社員しか使えないと思っていたのですが、採用後にアルバイトでも適用されることを知って凄く嬉しかったですね。

元々私はユニクロの服をよく買っていたので、かなりの節約になりました。

家族や友達に服を買う時も社員割引が使えるので、とても喜ばれました。

割引してもらっているものの、買い物をするときは店長や社員さんも喜んでくれるので嬉しかったです。

同僚は友達感覚

学生のアルバイトが多く、すぐに仲良くなれました。

社風なのか、すぐに打ち解けられる明るい人が多かったです。

自分と同じようにユニクロの洋服が好きでバイトを始めた人も多く、仕事終わりに遊びに行けるような仲でしたね。

店長から怒られてへこんでいるときは、お互い励まし合っていました。

ユニクロはアルバイトの中でも厳しい方だと思いますが、こういったバイト仲間のおかげで仕事を乗り切ることができたと思っています。

接客マナーが身につく

仕事は厳しかったですが、そのおかげで色々なことが身に付けられたのも事実です。

綺麗な言葉使いを自然に覚えることができました。

また、自分でいうのもアレですが、ユニクロで働く前に感じていた「丁寧なスタッフの対応」を自分も身に付けることができたのが嬉しいです。

このアルバイトで得たものは、社会人になったときも何かしら役に立つものだと思います。

世間ではブラック企業だなんだと散々な評判のユニクロですが、こうして業務を通して同僚と仲良くなったり、高度な接客マナーを身に付けたことを振り返ると、「それほど悪くないバイトだったんじゃないかなぁ」なんて思ってしまいました。

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